「妊娠したので、在宅制度を使わせてください。
そして産休育休を使わせてください。」
それが私の在宅勤務歴9年のスタートでした。
その1年位前から実は管理職にはリモート接続の権限を付与されていました。
緊急時用として。
在宅勤務制度は、このリモート接続が出来るようになって半年後くらいに
制度としては制定されました。
ただ、実際に制度として利用されていなかったし希望を出す人はいなかったんですよね。
理由は以下。
・申請を出せる人が限られていた
→介護、妊娠出産、育児 など 制約が明らかな人
・申請の後の社長審査がある
→バリバリベンチャー企業なので、OK出るはずないじゃんと思う社員達。笑。
・従来から時短制度はあったが(規定は同じような感じ)、
実は給料が【従来の給料-10万】。
(これは一部のスタッフにしか知らされていない内容だった)
しかし、私はあまり何も&深く考えずに、社長に言いました。
一応、申請を出せる規定内だと考えたので。
結果、すんなりと初の産休育休取得&在宅勤務スタッフへ。
そしてこの2カ月後、
私とほぼ同世代&同管理職のスタッフも、私と同様の申請をしたのでした。
ただ少し違う点は
・もう1人はスポットライトが当たるアグレッシブ&モチベーション高い系
・反して私はスポットライトが当たらないよう&モチベーション平準淡々系
という二極的なタイプがほぼ同時に申請許可を貰ったという事でしょうか。
(ちなみにスタンスや性格は違いますが、仕事をする仲間としてお互いに尊敬していますし仲も悪くはないです)
しかしおそらく会社とスタッフには
「タイプが違う現管理職2人が、産休育休&在宅勤務制度を選択し(=管理職を降りる)申請して許可された」
この事実が大きかったのかなと思います。
いや、思うというよりも実際にこの件については、産休育休復帰後に、色々な方からお声がけを頂きました。
・2人が出産後の働き方の可能性を感じさせてくれた。
・どちらのタイプでもこの会社に残れる共通点がわかった気がする。
・2人が申請取得してくれたから、私も同じ道を選択できた。
実際にこの後、ラッシュのように妊娠→産休育休&在宅勤務を申請して
働き方を変えていくスタッフが増えました。
そういう意味では、続くスタッフ達に活路を見せれた事は良かったな…と思っています。
ただ、今回の会社の方向転換で、会社の在宅勤務ワーママは9割が退職。
私と同時期に取得したスタッフも独立となりました。
活路も見せれたけれど、道が閉ざされてしまった現実も見せてしまったなぁ…
という思いが正直あります…が致し方ない。
この一連の流れを知るスタッフはどんな選択を今後するのか。
最近入ったスタッフはこの怒涛のワーママ退職ラッシュをどう見ているか。
気になるところではありますが、
心の中で(頑張ってね)とエールを送るばかりです…。
とんとんとんこ@tonpeitonko会社によると思うけど、会社で初めての産休育休、そして在宅勤務制度を利用し、仕事も家事も育児も何とかバランスとりながら結果数値を出し続けてきた。この←人がすんごい仕事出来る人では【ない】ってことに次世代が希望を見いだせる今の世の中だ… https://t.co/ZjDtrR8EvP
2022/10/20 08:28:17
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